>HOME >ファイナンス >デリバティブ
Currency Swap
かわせすわっぷ
コンピタント株式会社
為替スワップとは、外国為替市場で、直物為替の売り(買い)と先物為替の買い(売り)の組合せの取引を同時に行う取引のことを言う。英語名をそのまま使用してカレンシースワップ、通貨スワップと呼ぶことも多い。例えば、A社が国内で円資金が必要なものの海外市場で資金調達した場合のほうが有利であるとき、円資金は潤沢なものの円を運用する機会に乏しく海外での資金運用を考えている金融機関Bとの間で取引が成り立つ。A社が米国でドル建ての債券を発行し資金調達をしたのち、それを金融機関Bと一定の為替レートで換算した円と交換する。その債券の償還に際しては、返済原資の円と当初用いた為替レートと同じレートで換算して金融機関Bよりドルを手に入れる。これによりA社は円建て債券で資金調達をしたことと同じ効果が得られ、為替リスクを回避できる。一方金融機関Bは余剰の手持ち円資金をドル資金に転換でき、自身の希望する運用に資金を投入することができる。
金利スワップ スワップ取引 スワップポイント リパッケージ債 アウトライト取引 FXA スワップ債 通貨スワップ債 通貨スワップ カレンシースワップ クーポンスワップ アセットスワップ
デリバティブは危険じゃない!―基礎知識からリスクヘッジとしての活用法まで 〜 若手ビジネスマンを主な対象に、高度な金融サービスのひとつであるデリバティブの基礎知識が身に付くよう解説する。専門用語はなるべくわかりやすい言葉に置き換え、Q&A形式でやさしくまとめる