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Purchasing Power Parity Theory
こうばいりょくへいかせつ
コンピタント株式会社
購買力平価説とは、各国間の通貨を取引する為替レートは、相対的な購買力に基づいて決定されるという説。完全に自由に貿易が行われる経済を想定した場合、同じものを自分の通貨で購入するより他国から他通貨で購入した方が安ければ、他通貨の需要が高まり、自国通貨が安くなる。逆に自国の物価が他国より安ければ、輸出した方が有利となり、自国の通貨が高くなる。このような調整プロセスを経ることで、通貨間の購買力が等しくなる水準に為替レートが決定されるという考え方が購買力平価説である。
固定為替相場制 マネタリーアプローチ 貨幣購買力