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Fixed Rate Method
ていりつほう
コンピタント株式会社
定率法とは、減価償却の一手法で、毎年定率の償却率を用いて減価償却費を計上していく方法のこと。耐用年数に応じた減価償却率は、税法で財務省が取得価額の10%とした場合のものを公開している。例: 取得原価1000 残存価額100 耐用年数5年間の場合(償却率は0.369となる)1年目: 1000 × 0.369 = 3692年目: (1000 − 369) × 0.369 =2333年目: (1000 − (369 + 233)) × 0.369 = 1474年目: (1000 − (369 + 233 + 147)) × 0.369 = 935年目: (1000 − (369 + 233 + 147 +93)) × 0.369 = 58この方法によると、修繕費などが発生してくると思われる耐用年数の後の方になって減価償却費が下がるため、定額法に比して保守的と言われる。
耐用年数 残存価額 級数法 減価償却 生産高比例法 定額法 取替法 減価償却限度額