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Prospect Theory
ぷろすぺくとりろん
コンピタント株式会社
プロスペクト理論とは、カーネマンとトヴァスキーによって提唱された意思決定理論で、・人は、基準値よりプラスの領域では危機回避的になり、基準値よりマイナスの領域では、危険追求的になる。また、プラス、マイナスの絶対値が大きくなるほどその傾向が強まる・人は、それが同額であれば、基準値よりプラスであった満足度より、マイナスであった悔しさの方が大きいといった人の意思決定には、その人の設定してる基準が影響を与えるとする理論。例)A)ある投資により、100万円既に儲かっている。このまま投資を継続すれば、80%の確率で儲けは130万円になるが、20%の確率でゼロになる。B)ある投資により、100万円既に損している。このまま投資を継続すれば、80%の確率で損は130万円になるが、20%の確率でゼロになる。期待値から計算すると、Aの場合は投資を継続し、Bの場合は投資を継続しない(損を確定させる)方が好ましい。しかし、多くの人は、Aの場合には、投資を継続せず(利益を確定させる)、Bの場合には投資を継続するという判断を行う。
フレーミング効果