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Life-time Employment
しゅうしんこよう
プライスウォーターハウスクーパースHRS株式会社
終身雇用とは、正規の従業員(正社員)として採用された場合に、定年まで雇用関係を継続することである。年功序列制度などと共に、旧日本的経営の特徴でもある。終身雇用のもとでは、人材は社内で育成・調達をすることが前提となっている。欧米諸国では、雇用条件については労働協約に明示されるが、日本では雇用保障については明示していない。つまり、終身雇用制は明文化された雇用契約ではない。長期間にわたる高度経済成長の中で、雇用の保証が実現し、それが慣行となって定着したものである。バブル崩壊後、会社倒産やリストラ等によって、安定雇用は崩壊した。近年の景気回復に伴い、多くの日本企業では中途採用に力を入れるようになった。「雇用の流動化」が進むにつれ、終身雇用を守る企業は少なくなってきている。執筆/コンサルタント 園部 純(そのべ じゅん)
ベースアップ 定期昇給 定昇 レガシーコスト レガシーシステム レガシーシステム
「戦略人材マネジメント基礎講座」第11回 雇用ミックスと人材マネジメント (2005年10月20日、PwCHRS)
「戦略人材マネジメント基礎講座」第5回 戦略的人材マネジメントと戦略的賃金を考える-2 (2005年3月10日、PwCHRS)