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ふぉーどこうか
コンピタント株式会社
フォード効果とは、英国の経済学者フォード(P.Ford)が提唱した小売店舗の構造変化モデルのこと。フォードは、過去の英国の小売店舗数の推移から、1)国民の所得水準の上昇により、店舗数(店舗密度)は増加する2)小売店舗の生産性により、店舗数(店舗密度)が減少する3)生活必需品を対象とする小売店舗は、所得水準の上昇より、小売店舗の生産性向上による効果の方が大きく働くため、市場の成熟に伴い店舗数が減少する4)買回り品などの奢侈品を対象とする店舗は、所得水準の上昇効果の方が大きく働くため、市場の成熟に伴い店舗数が増加するとしている。ただし、近年の日本の小売店舗数の増減には必ずしもあてはまらないとされる。