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Tax-qualified pension plan
てきかくたいしょくねんきん
プライスウォーターハウスクーパースHRS株式会社
適格退職年金とは、税制上の優遇を伴った社外積立の企業年金のことである。適格年金、適年と略される。税制上、拠出した掛金の損金算入、年金資産の運用収益が非課税、といった優遇が受けられるが、そのためには税法に定める14の適格要件を満たした上で、国税庁長官の承認を受ける必要がある。適年は、企業と従業員との間で結んだ年金規定に基づいて企業と受託会社(信託銀行や生命保険会社など)との間で締結した企業年金契約によって実施される。その際、掛金の管理・資産運用を始め数理計算・年金給付などの運営は、全て受託会社によって行われる。なお、2002年の確定給付企業年金法施行に伴い、2002年以降は原則的に設立ができず、既存分についても10年間の移行期間を経て他制度へ移行あるいは廃止することが定められている。執筆/コンサルタント 日裏 賢志 (ひうら けんじ)
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