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performance-based
せいかしゅぎ
プライスウォーターハウスクーパースHRS株式会社
成果主義とは、従業員が与えられた職務に対し、一定の期間で、どのような成果をあげたかという点を重視する考え方を指す。人事制度上の「成果」とは、売上など目に見える数字となって表れる「定量的な結果」や、自社としての強みが確立されたか、業務効率がどれだけ改善されたか、などの「重点戦略の達成度」を意味する。人が成果を出すまでのステップには3段階あり、(1)組織上のポジションや権限、経営資源など従業員に与えられた環境・状況を指す「インプット」、(2)与えられたインプットを有効に活用し、職務を遂行することを表す「スループット」、そして(3)インプットとスループットを通して得られた成果である「アウトプット」である。この「アウトプット=成果」だけに重きを置いていては、人材育成および組織の成長の観点から、会社組織の長期的発展維持は不可能である。インプットである環境条件を最適なものにすると同時に、スループットの改善・向上を常に行うことで、初めて「成果主義」の意義が存在する。執筆/コンサルタント 当山 信嗣 (とうやま しんじ)
成果主義型報酬制度
「戦略人材マネジメント基礎講座」第7回 成果主義とは何か (2005年5月16日、PwCHRS)
「戦略人材マネジメント基礎講座」第6回 うまくいかない成果主義 (2005年4月15日、PwCHRS)