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long-term incentive
ちょうきいんせんてぃぶせいど
プライスウォーターハウスクーパースHRS株式会社
長期インセンティブ制度とは、組織として長期にわたり確保したい人材に対し、収益力拡大や財務体質強化など、組織の中長期的な成果実現に向けたコミットメントを高めることを目的としている。インセンティブ制度とは、業績に応じて報酬を変動させ、従業員のモチベーションを高める制度である。成果と報酬額をあらかじめ明確にしている場合が一般的だが、金銭に限らず、成果をあげた者を表彰したり、旅行をプレゼントする場合もある。日本企業における「ボーナス」は、何によって決定されるかが明示されていない場合が多く、従業員にとっては生活保証的な固定給の一部であると考えることが一般的であることから、成果直結型の報酬制度である「インセンティブ」とは性質が異なる。インセンティブ制度には、1年以下の業績・成果をもとに支給される短期インセンティブ制度と、1年を超える業績をもとに支給される長期インセンティブ制度に大別される。大別して現金による支給と株式を利用する支給方法があるが、後者の方が一般的に採用されている。株式を利用する方法としては、ストック・オプション、リストリクテッド・ストック・プラン、ファントム・ストック・プランなどがある(詳細は各方法を参照)。執筆/コンサルタント 当山 信嗣 (とうやま しんじ)
インセンティブ ストックオプション制度 短期インセンティブ制度 ファントムストックプラン リストリクテッドストック パフォーマンスユニットプラン