>HOME >会計・税務 >税務
いんばーじょんとりひき
コンピタント株式会社
インバージョン取引とは、三角合併などを行い、タックスヘイブンに親会社を設立する行為のこと。タックスヘイブンに親会社を設立し、自社からロイヤリティやマネジメントフィーなどの名目で親会社へ費用を支払う仕組みを構築することで、自社の租税を回避することができる。移転価格税制は、タックスヘイブンに設立される子会社を対象とした制度だが、インバージョン取引はその逆の仕組みとなる。このような租税回避行為を抑制するため、実態のないペーパーカンパニーを利用した三角合併等について、非適格合併とする規定が盛り込まれた。非適格とされることで、合併等の時点で株主に対する譲渡益課税が行われることになる。
三角合併 タックスヘイブン 移転価格税制 適格合併 組織再編税制 適格現物出資 租税回避行為