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のっくいんとうしん
コンピタント株式会社
ノックインとはあらかじめ定めた水準(株価水準等)を下回ることをいい、ノックイン投信とは投信のリターンの決定に一定のノックイン条件が付されている投信のこと。ノックイン投信は、“リスク限定型”、“リスク軽減型”というキャッチフレーズを打たれているものがある。リスク限定型ノックイン投信の典型例としては、一定期間に日経平均がXXX円を下回らなければ4%の配当を支払うが、XXX円を一度でも下回ると、日経平均の動きに連動したリターンになるというった形態になる。(一定額以上値下がりした場合にのみリスクがあるという意味でリスク限定型と呼ばれる)リスク軽減型ノックイン投信の典型例としては、一定期間の日経平均の動きに連動してリターンを得るが、日経平均がXXX円を下回っても20%の損失軽減措置が行われ、一方YYY円を上回ってもリターンは10%までに限定されるといった形態になる。(一定額以上値下がりしてもリスクが軽減されているという意味でリスク軽減型と呼ばれる)ポジション的には、通常、オプションでいうプットの売りになっており、オプションの売り代金を配当に充てるものが典型的(商品によって異なる)。運用サイドは逆にプットの買いというポジションになっていることから、リスクヘッジのため先物の買いを行っている。一定価格を下回る(ノックイン)すると、ヘッジの先物買いの必要性がなくなるため、ポジション解消の売りがでる。このような投資行動が一段とマーケットの下落を誘うという指摘もある。
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