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じかへっじしょり
コンピタント株式会社
時価ヘッジ処理とは、未決済のデリバティブ取引についての、時価評価の特例の1つ。内国法人が売買目的外有価証券の損失を減少させるためにデリバティブ取引行った場合、その取引が売買目的外有価証券の損失を減少させるために有効なときには、売買目的外有価証券に係る利益又は損失はその事業年度の益金又は損金に算入するというもの。本来、期末時価評価しない売買目的外有価証券を期末に時価評価し、その損失又は利益を、期末に時価評価する未決済デリバティブ建て玉の時価評価による利益又は損失に対応させることができる。時価ヘッジ処理を適用するためには有効性判定を行い、有効と判断される必要がある。有効性判定は、デリバティブ取引等の利益額(損失額)をヘッジ対象資産の評価差額で除算した割合により行われ、この割合が概ね80%〜125%のレンジにあるかどうかで行われる。
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