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Contentious Value
けいぞくかち
コンピタント株式会社
継続価値とは、DCFモデルによる投資の現在価値評価を行うにあたって、収益予想が立てられる一定年数を超える年度のキャッシュフロー価値のこと。ターミナルバリュー、最終価値、残存価値などと呼ばれることもある。一般に、ある投資を行う場合、投資のキャッシュフローを合理的に見積もれる期間には限りがある。例えば5年間は計画を立て、6年目以降は、一定のキャッシュフローを安定的に得られると仮定するようなケースが多い。そのような仮定における一定年数以上の期間で得られるキャッシュフロー価値を継続価値と呼ぶ。継続価値は、以下の算式で算定される。算式:年間キャッシュフロー÷割引率継続価値の算定にあたって、キャッシュフローが年々一定程度成長(あるいは減少)していくと仮定する場合は、以下の算式になる。算式:年間キャッシュフロー÷(割引率−成長率)NPVを計算するにあたっては、継続価値分を更に現在価値で割り戻す。例えば、5年間の計画をたてた場合、あたかも6年目に継続価値分のキャッシュフローが生まれたかのように仮定して計算を行うことになる。注:企業が継続するという前提での継続価値(清算価値の反意語)とは意味合いが異なる。
永久年金 継続価値 DCF法 NPV 割増永久年金 永続価値 配当割引モデル ターミナルバリュー
企業再編―法律・会計・税務と評価
Principles of Corporate Finance