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Tax Effect Accounting
ぜいこうかかいけい
コンピタント株式会社
税効果会計とは、法人税等を財務会計の目的に照らして適切に期間配分するための会計処理のこと。わが国では、財務会計上の費用収益の認識時点と税務所得計算上の損金益金の認識時点とに差異が存在する。このことから、財務会計上当期純利益を算出する過程で差し引かれる法人税等の金額が、必ずしも当該決算期に係る金額とは言えず、当期の経営成績を利害関係者に伝える上で適切でないとの批判があった。税効果会計はこのような問題を解決するために導入された会計処理である。具体的には、将来の法人税等の支払を減少させる要因が当期以前に発生している場合、繰延税金資産が計上され、逆に将来の法人税等の支払を増加させる要因が当期以前に発生している場合、繰延税金負債が計上される。
費用収益対応の原則 発生主義 実現主義 繰延税金資産 繰延税金負債 法人税等調整額 注記表 将来加算一時差異 将来減算一時差異 税務会計 税法会計 税務管理会計
最新財務諸表論 〜 会計基準に税効果会計、固定資産の減損会計、企業結合会計等、新しい会計基準を反映した財務諸表論
最新版 入門の入門 企業会計のしくみ―見る・読む・わかる 入門の入門 〜 経理の基礎から、キャッシュフロー、繰延税金資産、知的財産、減損会計など会計の基礎知識といっしょに、経営分析や資金繰りのポイントも理解できる
税効果会計 〜繰延税金資産の回収可能性〜(2005年6月、あずさ監査法人)