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さいばんいんせいど
コンピタント株式会社
裁判員制度とは、刑事裁判に、国民から選ばれた裁判員が参加する制度。2009年5月開始。裁判員は、衆議院議員選挙の選挙人名簿から候補者を無作為に選び、裁判員候補者名簿を作成、その名簿の中から、さらに無作為抽出により、その事件の裁判員候補者が選ばれる。裁判員候補者は、裁判所から呼出状を受け取り、指定された日時に裁判所に出頭する。辞退することは原則として認められないが、一定の場合例外的に辞退を申し出ることができる。仕事が忙しいという理由で辞退することはできないが、その個人が処理しなければ事業に著しい損害が生じる恐れがある場合には、辞退が認められる。裁判員を務めるために必要な休暇を取ることは、労働基準法で認められており、裁判員を務めるために仕事を休んだことを理由に、解雇などの不利益な扱いをすることは法律で禁止されている。