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Herstatt Risk
コンピタント株式会社
ヘルシュタットリスクとは、国際的な通貨決済において発生する時差によるリスク(時差リスク)の別称。例えば、外国為替取引の場合、交換される通貨の最終的な受渡しは、決済日に通貨発行国で行われるため、時差の分だけ受渡しにタイムラグが生じ、相手方のデフォルトにより、通貨の引渡しは終えているのに交換する通貨を受け取れないというリスクが発生する。このようなリスクを時差リスクと呼ぶ。 なお、1974年にドイツ(当時は西ドイツ)のヘルシュタット銀行が倒産した際に顕在化したリスクのためこのように呼ばれる。
時差リスク CLS 受渡しリスク