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Customer Loyalty Program
コンピタント株式会社
カスタマーロイヤリティープログラムとは、航空会社が行うマイレージプログラム(FFP)、小売店が行うフリークエントショッパープログラム(FSP)などの総称。いわゆるポイントプログラム(ポイント制度)のこと。IFRS(国際会計基準)では、このカスタマーロイヤリティープログラムにおけるポイント処理ついて、以下のルールで処理することを提示している。・ポイント発生時に、ポイント発生額に将来見込み利用率を乗じた金額(ポイント公正価値)を負債(前受金)として認識する・発生した売上を商品対価としての売上とポイント発生負債に区分して計上 対価受領額÷(対価受領額+ポイント公正価値)×ポイント公正価値をポイント発生負債として計上する・ポイント使用時には、ポイント負債を相当額取り崩し、売上を計上 ポイント負債残高総額×(ポイント使用額÷ポイント総残高に該当するポイント公正価値)を取り崩す・ポイントの将来見込利用率が上昇した場合は、ポイント負債残高及び売上高の調整を行う
ポイント引当金 FFP FSP