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とくゆう
特融とは、中央銀行が「最後の貸し手」として、信用制度の維持に重大な影響を及ぼすと考えられるときに行われる金融機関への特別融資。特融は、特別融通の略で、日銀が行う特融を日銀特融と呼ぶ。1965年に、民間銀行経由で山一證券に対して行われたのが最初の事例。その後、多くの金融機関に発動されている。特融の発動は、1998年の日銀法改正以降、内閣総理大臣及び財務大臣の要請を受け、政策委員会にてその可否を判断する扱いとなっている。