アメーバ経営

あめーばけいえい

コンピタント株式会社

アメーバ経営とは、京セラの稲盛社長が確立した経営手法で、組織を小さなミニプロフィットセンターに分け、それぞれのミニプロフィットセンターで目標達成を目指すもの。
特に生産工程を小さな単位（アメーバ）に分け、それぞれのアメーバが自主的に改善活動を行っていく。また、各アメーバはプロフィットセンターであるから、部材等のやりとりは社内売上、社内仕入を計上して処理する。この社内取引の価格設定は、各アメーバによる価格交渉により決められる。
アメーバ経営は、うまく運営すれば、社員の経営参画意識を高め、モチベーションを高める効果が期待できる。
一方、細かく設定された各組織にどのような目標を設定すれば全社目標と整合した経営が行えるのかという点、社内取引という仮装取引により、各組織の最適化と全社最適の整合性が崩れないかという点などに配慮する必要がある。

プロフィットセンター 社内振替価格 社内売上制度