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みじつげんりえき
コンピタント株式会社
未実現利益とは、財務諸表の作成主体全体では、まだ実現していない利益のこと。本支店会計や連結会計においては、この未実現利益の調整(未実現利益の消去)を行う必要がある。例えば、親会社が子会社に対して資産の売却を行った場合、その資産が期末時点でまだ子会社に残っている場合、親会社で計上した利益はグループ内取引で発生した利益にすぎず、グループ全体では未実現の利益となる。この未実現利益は、資産価格を調整する形で調整される。未実現利益は、棚卸資産や固定資産のグループ内(あるいは本支店間)売買で発生する。
本支店会計 連結会計制度 連結相殺仕訳 未達取引