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ふののれん
コンピタント株式会社
負ののれんとは、買収による企業合併などが行われた際、増加する資産及び負債の額より、買収価額が低い場合に生じるのれん。パーチェス法による合併会計が行われる場合、被合併企業の資産及び負債が時価評価されて合併企業へと引き継がれる。この時価評価された資産・負債の差額が、買収価額より高い場合に負ののれんが発生する。負ののれんは、通常ののれんと同様に20年以内で均等償却を行うこととされていたが、平成22年4月以降開始事業年度より適用される新企業結合会計では、全額、発生年度の特別利益として処理することとされている。なお、国際会計基準では、負ののれんは、新企業結合会計と同様に、全額利益計上される。
営業権 のれん