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ふつうとりひきやっかん
コンピタント株式会社
普通取引約款とは、企業などが取引条件についてあらかじめ定型的内容を定めたものをいう。単に約款とよばれることもある。多数、不特定多数の利用者との契約を処理するために利用される。保険や銀行との契約、ソフトウェアの購入時などに提示される契約条項が代表例。従来は、政府の管理のもとで電力・ガス、運輸など公共事業に利用されるものが多かったが、最近はネット取引の普及などに伴い、ネット上のサービス利用に使われることが増えた。ネット上での取引において、約款(利用規約等)が法的拘束力を持つには、利用者がその利用規約等に従って取引を行う意思を持っていることが条件となる。このため、「利用規約に同意していないと取引開始のクリックができない」などの仕組みが求められることが多い。
附合契約