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Earth Simulator
ちきゅうしみゅれーたー
地球シミュレーターとは、地球温暖化や天変地異の影響を予測する目的で作られたスーパーコンピューターのこと。地球規模での環境変動の解明と予測、またバブル崩壊により落ち込んだ日本のHPCリテラシー維持を目的に、科学技術庁が600億円を投じ、宇宙航空研究開発機構(旧宇宙開発事業団)、海洋研究開発機構(旧海洋科学技術センター)、日本原子力研究開発機構(旧日本原子力研究所)、およびNECによる共同開発で誕生、2002年3月15日に運用を開始した。気候変動に関する政府間パネルの2007年ノーベル平和賞受賞にも大きく貢献し、2009年3月に新システムへの更新を完了。2007年からは産業界による成果専有型の有償利用も可能となっている。